視覚認識もそうなのだが
数年悩んで少し高いヘッドホンを買った
素晴らしいわけではないが、リッチな音だね、まあまあいいねという感じで使いはじめた
今までは、稀に出先で聴きたい時はiPhoneの付属のイヤホンで聴いていて、不満はなかったのだが
ある日ある時急に
何だこの音⁉︎ひどいな!
と感じた
それ以降はひどい音質でとても聴けたものではなくなってしまった
それまでは、まあまあ悪い音ではないなと思いながら聴いていたのだ
この現象についてしばらく考えたのだが、どうも今まではその環境で脳の補正がされて不満が出るほどではないと感じていたが、他のヘッドホンを使ったことで脳内の補正に変更があって酷い音に聴こえるようになったのだと考える
ヘッドホン、イヤホンに対して好みではないレベルで良い悪いのレビューが数多あり、時には論争のようなものにもなっているが、それは個々の補正に大きく関わると考えると合点がいく
思い出してみるとスピーカーに対して今までそういうことは幾度となくあった
ただ、スピーカーについては空間全体の環境もあるので悩んでいたが今回の件で解に近づいたようにも思う
色などの視覚補正も想像を超えることがあるので、聴覚にもそれぐらいのことはあるのだろうなあ
またしても良い音、悪い音がわからなくなってしまった